当樹木は伊部岳中腹部(国頭村有林)に生育し、県道70号線安田を入口とする登山道を約3km進んだところにある。首里城築城時代の献木にまつわる「国頭サバクイ」の歌にある築城材として利用された木の生き残りとの言い伝えがある。
※国頭サバクイ・・・くんじゃんさばくい。沖縄を代表する木遣り歌。サバクイとは地方役人の役職名。首里城の造営・改築
の際、国頭間切奥間後方のナゴー山で伐採した木材を運搬するときに歌った。琉球王国時代、国頭のカシの木は王府への貴重な献木であり、木を運ぶときの役人の心意気を歌ったものと言われる。
認定番号 | 086 |
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認定年度 | 平成19年度 |
樹種 | オキナワウラジロガシ |
樹高 | 22m |
幹周 | 6m |
推定樹齢 | 300年以上 |
所在地 | 国頭村字安田 |
緯度・経度 | 26.7603488_128.289692 |
所有者 | 国頭村 |
その他 |