現在普天間高校がある場所には、戦前、農事試験場があり多くの樹木が県内外から導入された。それから、試験場の移設の後、その跡地には普天間高校が設立されることになる。導入された樹木はそのまま普天間高校に引き継がれることになり、現在も他の導入樹木とともに高校敷地内にあり、生育は極めて良い。
校内に導入樹木がいくつか残る中で、一際大きいパンノキであり、ふたてに分かれた太い幹が空に向かって伸びる様は、まさに校内の大黒柱である。多くの在校生、卒業生の記憶に残る思い出の木としての存在感をもっている。
県内では、数少ない導入樹木の老木として普及啓発していきたい。
認定番号 | 090 |
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認定年度 | 平成19年度 |
樹種 | パンノキ |
樹高 | 11m |
幹周 | 1.25m |
推定樹齢 | 100年以上 |
所在地 | 宜野湾市普天間1-24-1 |
緯度・経度 | 26.2915066_127.778275 |
所有者 | 沖縄県 |
その他 |