当サガリバナの名称は、第二琉球王統である尚円王統(第二尚氏)の始祖、尚円王(内間金丸)が王位につく以前、貿易大蔵大臣を引退し、現在の西原重に居を構え、その屋敷が「内間御殿」と呼ばれていたため、その名に由来している。また、花の形状が鳩目銭をぶら下げているのに似ていることから、地元では「ジンカキーギー」とも呼ばれている。 サガリバナは夕刻から夜半にかけて花を咲かせ、地元に親しまれているうえ、地域振興の役割も果たしている樹木である。
認定番号 | 031 |
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認定年度 | 平成15年度 |
樹種 | サガリバナ |
樹高 | 6m |
幹周 | 2m |
推定樹齢 | 470年 |
所在地 | 西原町字嘉手苅51-3 |
緯度・経度 | 26.2273371_127.768187 |
所有者 | 西原町 |
その他 | ※鳩目銭・・・琉球近世期に流通した小銭。 指輪より小さく四角い穴があいている。 町指定天然記念物 平成24年5月8日 内間御殿のサワフジ(サガリバナ) ※老木のため、枝を折らないで下さい。 ※根元の踏みつけを防止するため、棚を設置しています。 |