当該樹木は、幸地川沿いに残る唯一原風景を象徴する樹木である。同河川には、本デイゴのほかにも、名護のひんぷんがじゅまるが所在している。周辺にある東江小中学校や名護城、市街地などの発展とともに歩んできた。
このことから、名護市からも親しまれ大切にされてきた貴重な樹木である。特に、2個体が林立するその姿から夫婦デイゴとも呼称されている。
幹全体は南に傾き、現在は歩道内に取り込まれている。東幹は北面が腐朽空洞化しており、人の往来も激しく踏圧も大きいため、生育環境は必ずしも良好ではないが、生き生きと生育している。
認定番号 | 115 |
---|---|
認定年度 | 平成24年度 |
樹種 | デイゴ |
樹高 | 8.5m |
幹周 | 4.25m |
推定樹齢 | 100年 |
所在地 | 名護市大東298-2 |
緯度・経度 | 26.5894608_127.98557129999995 |
所有者 | 名護市 |
その他 | 2個体が根本で融合したものとおもわれ、70cm高で東と西に2つに分けられる。幹全体は川に傾いている。 |