宮良川のヒルギは、河口から約2キロ上流あたりまで川の両岸に沿って幅約20~50mで繁茂し、ヒルギ林を形成しています。
ヒルギ林を形成しているのは、ヤエヤマヒルギ、メヒルギです。
これら各種のヒルギは川の両岸に沿った泥土に多くの支枝を垂れ、樹木自体を保持する役目の他、数多くの支流、分流を要する宮良川の豪雨時の水流の調節や川の両岸の土砂の浸食防止に大きな役割を果たしています。
また、繁茂しているヒルギ林は、野鳥、蝶類の生息や飛来も多く、繁殖の場所でヒルギ林の近くはカニや魚類の生息の場所でもあります。
一帯のヒルギの景観は今なお得がたいものがあり、道ゆく人の目を和ませています。
登録番号 | 071 |
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登録年度 | 平成25年度 |
所在地 | 石垣市宮良 宮良川河口 |
緯度・経度 | 24.361130_124.211317 |
備考 |