樹齢300年と言われる当樹木は、塩屋区の共同墓地の入口にあり、共同墓地建造時からすでに生育していたと考えられている。
樹高11m、幹周り6m弱で枝を四方に張り出し、根元で2本の樹木が接合している。
かつて、土葬の習慣があった頃、塩屋区の女性達は当樹木の下で洗骨を行った。土葬の習慣がなくなった今では、共同墓地組合の人々の憩いの場となっている。
先の大戦でほとんど全焼してしまった塩屋区であるが、戦火を免れ、時代の変遷を見守ってきた貴重な古木である。
| 認定番号 | 040 |
|---|---|
| 認定年度 | 平成16年度 |
| 樹種 | ハスノハギリ |
| 樹高 | 11m |
| 幹周 | 5.7m |
| 推定樹齢 | 300年 |
| 所在地 | 大宜味村字塩屋 |
| 緯度・経度 | |
| 所有者 | |
| その他 |