この大アカギは、比地集落の後方に位置する標高40mの小高い丘の上にあり、琉球由来記に「小玉森」と記され、地元では「アサギ森」とも呼ばれている。旧暦7月の海神(ウンジャミ)祭などの重要な年中行事が行われる神聖な場所である。
小玉森には、このアカギの巨木を含め、ホルトノキやタブノキなどの高木が生育し、一帯は「比地小玉森の植物群落」として、県の天然記念物に指定されている。
小玉森は古くから拝所の役割をし、村民が聖域として大切に保護してきた森であり、人々の暮らしと結びついた里山林として貴重なものである。
注意事項
当区域は、拝所となっており、現地保全のため、立入については、ご遠慮頂いております。
認定番号 | 001 |
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認定年度 | 平成14年度 |
樹種 | アカギ |
樹高 | 16m |
幹周 | 5.2m |
推定樹齢 | 400年 |
所在地 | 沖縄県国頭村字比地49 |
緯度・経度 | 26.7267649_128.176964 |
所有者 | 比地区自治会 |
その他 | ■沖縄県指定天然記念物■ 「比地小玉の植物群落」平成3年4月2日指定 |