名護市の港区から城区の名護1号線には、モモタマナの街路樹が植栽された歩道があります。名護市によって植栽されたモモタマナは約20年以上が経過して樹高も高く、枝も道路を覆うように広がっており、まるで緑のトンネルが続いているようにみえます。木々の間からは、日が柔らかに差し込み、緑のグラデーションとなり穏やかな空間を作り出しています。名護漁港が近くにありますが、この街路樹が台風の潮害や強風から民家を守る役割もあります。通常は主に周辺住民の生活道路となっており、街路樹周辺の美化活動は、周辺住民で行われており、景観の維持が保たれております。今後も生活に密着した親しまれる道路として守っていきたい空間です。
登録番号 | 079 |
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登録年度 | 平成27年度 |
所在地 | 沖縄県名護市港1丁目777-4地先~名護市城2丁目6536地先 |
緯度・経度 | 26.589558_127.980462 |
備考 | 和名ではモモタマナで、方言名でクワディーサーと呼ばれています。 「モモタマナは落葉広葉樹で沖縄では海岸地帯に多く自生している樹木です。葉が大きく枝も横に広がる性質を持つことから緑陰樹に適する木とされています。(沖縄の都市緑化植物図鑑より)」 |