米須グスクの麓に、戦禍をまぬがれて生き延びた樹齢150年のデイゴの老木がある。
旧暦12月8日のシマクサラシという行事の日には、この木に牛の骨を吊して厄除けの願いをする。地元では「シマクサラー」と呼ばれご神木として崇められている。木の周辺はみんなのガーデンとして定期的に除草し、花壇として整備している。現在「村まるごと博物館」の取り組みがあり、観光コースとして「あじうがみまーいコース」に含まれている木である。
認定番号 | 133 |
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認定年度 | 平成29年度 |
樹種 | デイゴ |
樹高 | 9m |
幹周 | 5.453m※1(3.31m、4.48m) |
推定樹齢 | 150年 |
所在地 | 糸満市字米須271-1 |
緯度・経度 | 26.096066_127.696880 |
所有者 | 字米須 |
その他 | ※1 (3.31+4.48)×0.7=5.453m 「幹周(みきしゅう)」:(財)日本緑化センター 樹木の、幹の周長をいい、根鉢の上端より1.2m上りの位置を測定する。幹が2本以上の樹木の場合は、おのおのの周長の総和の70%をもって幹周とする。なお、「根本周(ねもとしゅう)」と、特記する場合は、幹の根元の周長をいう。 |